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2025/08/25 03:28 |
雑記:同じ県内の地元ネタ
http://blog.livedoor.jp/garekimarason/

これはアカンやろ・・・

趣旨としては「石巻の現状を参加者にみてもらい、何かを感じて欲しい、行動して欲しい」といったところなんでしょうが、次の3点の理由において反対します。

1.実行委員会がすべて仕切る、としていますが、運営の際には警備上の問題が発生し、現在復興に注力してくださっている警察や行政の足をひっぱりかねない。

2.マラソンを行なうことにより、粉塵が舞い上がり、肺炎やその他の病気リスクを高めることになる。参加者はもとより、地域住民にも健康リスクをしょわせるのは筋違い。

3.ネーミングがあほ。被災者にとっては「思い出の場所」「親族や友人知人が眠る場所」に対し「がれき」とは。もう少し、被災者の心情をしっかり把握して寄り添えば、こんなあほな名前はでないはず。あるいは出ても良識あるオトナが「それはまずい」というはず。それが無いまま走り始めた時点でこの実行委員会と発案者の底が知れてしまいましたね。


もっとも開催趣旨については、福島原発の問題や肉牛稲藁問題もあり、比較して宮城県の状況を報道する量が少なくなっている現状で、もう一度被災地域に目を向けて欲しい、というのは理解できます。
参加者が地元に戻って国会議員に働きかけたり、個人でボランティアに参加したり、自分でボランティアグループを組織したり、義捐金を募る活動につながれば確かに良いようなことにも見えます。
しかし上記3点の問題がある以上、強行すべきではないと考えます。

特に問題なのがマラソンに固執する実行委員と発案者の頭のかたさですね。
石巻を知ってもらう、というのが大前提のはずなのに「マラソンありき」に思考がかたよっている。
また時期的にも松島マラソンとかぶっていることもあり、参加者がどれだけくるのか、という問題もあります。
どうしてもマラソンで、というのであれば時期をずらすべきですし、「今の現状を知ってもらいたい」のなら、つぎのように企画にシフトするべきだと思います。

A.ハエ駆除用殺虫剤撒布ウォーキング
B.ゴミ拾いウォーキング
C.ヘドロ掻き出し重量競争(チーム戦)

Aについては、現在かなりの量が発生し、自衛隊などでも撒布をはじめていますが、物量が足りないともきいていますので、これは地元にも役に立つと考えます。
Bは若干注意が必要で、参加者がゴミと思っていても被災者にとっては大事なものかもしれないので、あきらかにゴミと判別できるものに限るのが難しいところでしょうか。
Cは担当エリアとチームを決めてヘドロを掻き出して、その量と仕上がりの綺麗さで競うものです。こちらは優勝チームになにか(例えば石巻のホテル宿泊券など)を商品としてあげてもいいかもしれません。

実行委員会には、リスクをへらして、石巻のためになるアイデアを是非考えて欲しいです。
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2011/07/22 14:44 | Comments(0) | TrackBack() | 日記

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